Greco GO Full Customize/G303 Replica

「Greco GO700を元にRoland G303を作って欲しい」との依頼。
G303 Replica
とは云え、GO700はスルーネック。G707はセットネックにメイプルトップボディ。

左がベースモデルのGreco GO700。右がRoland G303の本物。GOはスルーネック、G303はセットネックと構造及び材料の違いだけでなく、ピックアップやスイッチ等の位置も微妙に異なる。
この2台並んだ画像の指板エンドとフロントピックアップの位置を較べると、GOのほうがスルーネック構造の利点を生かして最終22フレット位置が1限側カッタウェイ位置に収まっているのに対してG303は1フレット分ボディ側に入っているのが判ると思う。又ポジションマークはGOが楕円形、G303はスタンダードなドットマーク、塗装もグロスとマットフィニッシュの違いが見られる。
又、構成する木材が違うし、構造上の違いもオーナーは把握していて、あくまでGO700をベースとしたメイプルトップ仕様のG303レプリカを作ると言う事だ。
先ず双方から色々寸法を図り記録することから始める。
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アーチの等高線も採取。
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取りあえずおおかまな作業を挙げると。
指板交換。ボディトップ部を削り取る。メイプルトップ貼り付け。アーチトップ加工。GK-3取付。塗装。

早速指板を剥がしボディトップ部を削り取る。
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新しいドットインレイ仕様の指板を制作。
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指板の接着。
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ボディトップ、ヘッドプレートのメイプル材を用意。
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ヘッドプレートを接着。
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ボディトップを整えて接着の準備完了。
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ボディトップの接着固定。
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トップアーチの整形を始めました。
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機械をつかっての荒げずりから始め、鉋、部分的には鑿も使い、最後はサンドペーパーで仕上げていきます。このギターの表情をつくる作業ですから慎重に行います。
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トップアーチが出来たらピックアップホール等の加工を行い、フレットを打ち込めば塗装に入ります。
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オリジナルのG303を参考に塗装を開始。
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塗装が完了した後、各パーツの組み込んで。
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シンセドライバーはもちろん現代のGK3を組み込みます。
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セットアップも完了し完成しました。ヘッドロゴはオーナーオリジナルデザインをインレイ
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